節分も近くなると、「今年は厄年だから・・・」という会話を聞くことがあります。
「厄除け」と「厄祓い」この似た2つの言葉。違いを整理してみたいと思います。
「厄祓い」は、神社で行う厄災を取り除くお祓いのこと。祈祷によって、身についた邪気や穢れを祓うことを指します。
「厄除け」は、災厄が自分の身に寄ってこないように、あらかじめ祈祷や祈願をしてもらうという予防の意味合いが強く、寺院で祈祷を行うことが多いです。
その寺院の中でも、真言宗・天台宗の密教の護摩焚きが本来の厄除け祈祷とされていると聞き、港区高輪にある高野山真言宗 総本山 金剛峯寺 東京別院 に行ってきました。
別名高輪結び大師。
元々「高輪」は「高縄」と表記し、江戸の入り口として魔が入ってこないよう結界としての役割を持ち、「縄」は様々なものを結ぶように、仏と人、人と人など、多様な御縁を結んでいただける弘法大師様です。
▲ さすが真言宗。この荘厳な建物に圧倒されます。
▲ とてもきらびやかな本堂。
▲ ここに座り護摩焚きをしながら拝んでくれます。
▲ 限定ダルマみくじ!可愛い。
▲ 護摩焚きしてもらうと、この御札が授与されます。
金剛峯寺 東京別院は、高輪ゲートウェイ駅より徒歩10分のところにあります!
仏さまの前で炎をあげながら拝む護摩祈祷は、願いを込めた人々の煩悩を焼き尽くし、願いを仏さまに届けるという意味があり、経営者の多くが通っているそう。
四国八十八ヶ所巡りのお遍路さんにちなんで、関東三十六不動尊霊場巡りというものに出会い、巡り始めました。またこちらでご報告します!