ホピ族とは「平和の民」という意味を持ち、アメリカ最古のネイティブ。
実は、マヤの末裔とも言われており、マヤ時代の生贄や奴隷制から逃れて来た人たちがたどり着いた場所なんだそう。
ホピの台地は、荒野という言葉がぴったりな乾いた砂漠の台地。
富士山の5合目と同じぐらいの標高にあり、夏は灼熱、冬は雪に閉ざされた、とっても過酷な土地。
そして、このようにナバホネーションに囲まれた中にあり、これもロングウォーク・オブ・ナバホの影響が残っているのだとか。
モニュメントバレーからのホピの道。
多くはTuba Cityから大きな道を使って入るところを、Indian Rte という名前に惹かれて、あえてマイナーな道を選んでみた。
進んだ先には、舗装もされてない道と、手付かずの大自然が残っていた。
アメリカという国にこんな道が残っているのか!?と息を呑むほどの美しさ。
大自然に圧倒され、どうしてもRVを降りて歩いてみたくなった。
歩いても歩いても、永遠に続く道。
誰にも邪魔されることない、自分だけの道。
最高でした!
ホピの村は、ガイドさんと一緒でないと入れず、撮影も禁止の守られた場所。
と聞いて、到着前からドキドキが止まらない。
ここは、ホピカルチャーセンター。ホピの村に2つしかない宿泊場所の1つ。
ガイドさんに確認して、ここは写真大丈夫だよ!と。
虹に迎えられて入ったホピランドは、間違いなく忘れられない1日に。
虹は、ホピ語で「タナカ」さん!だそう。
プエブロ風の建物。RVから降りて初めてベットの上で眠る。
新月の夜、ここで見る星空も最高だった!
カルチャーセンターの中にあるレストランで、朝ご飯をテイクアウト!
左がホピのブルーコーンで作ったパンケーキ。右がポークとハッシュドポテト。
ブルーコーンとは神話にも出てくる、ホピ族に代々受け継がれてきた貴重な食料。乾いた大地の宝石と呼ばれている。
ガイドさんには、岩山にたくさんのペトログリフが刻まれた場所やお祭り、ガイドさんの村を案内してもらった。
撮影しない、してもネットには載せない。
そうやってこの村は守られていて、残していかないといけないものが間違いなくある。
ここでの時間は、目にしっかり焼き付けておくことにしました。
ガイドさんがくれた言葉に、
Be Hopi!(ホピのように生きなさい!)
私はあなたを助けるためにいます
私に何ができますか?
誰かのそんな存在になれたらそれで良い。
頭で考えることをやめて
感じることだよ、と。
魂が喜ぶってこういうことなのか。なぜかわからないけれど、とにかく涙が止まらなかった。
帰ってくるとまた忘れてしまう・・・感じるということ。
このブログのおかげで思い出せました。
次は、6年ぶりのセドナへ向かいます!