明日は、春分の日。
宇宙元旦とも呼ばれ、宇宙のエネルギーが地球に流れ込む特別な日。
日本人がこの日を大切にしてきた様に、遠くメキシコでも特別な日。
今頃たくさんの人が世界中から集まって、ククルカンの降臨を待ち侘びているだろうな。
ここチチェン・イッツァは、メキシコの東、ユカタン半島という場所にあります。
マヤ語で聖なる泉のほとりの水の魔法使いを意味し、マヤ文明の象徴とされる有名な場所。
そのチチェン・イッツァで、1年にたった2度だけ、春分と秋分の日だけに姿を表すククルカンがいます。
ククルカンとはケツァルコアトル(羽毛のあるヘビの姿の神)のこと。
明日は、そのククルカンが降臨する日!
写真は、去年の9/23 秋分の日に合わせて行ってきた時のもの。
古代メキシコ展の時の写真と合わせて紹介していきたいと思います!
階段の数が、91段。
4面あるので合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、ちょうど365段。太陽暦の1年を表しています。
マヤの人は、こんな高度な文明を持っていたことがわかります。
手前に見えるのが、ククルカンの頭。まだ降臨していません。
降臨時間は、太陽の陽が沈む頃。
それまで少し周りを紹介します。
彼女たちが見つめるその先には、あの有名なチャクモール。
生贄の場所。
お腹の上がお皿になっており、神への捧げもの(心臓)を置いたと言われている。
骸骨の彫刻が並ぶこの場所は、ツォンパントリ(頭蓋骨の台座)。
名前の通り、生贄の頭蓋骨を並べた場所。
球戯場。
こんな戦士たちが、腰を使って重たいゴムのボールを打つ。そして壁の穴に入れるという球戯をしていた場所。
球戯と言っても遊びではなく、負けても勝っても生贄になる可能性があった命懸けのもの。
ここは本当に美しいかった!
セノーテと呼ばれる池の様なところ。
マヤ文明には貴重な地下水が6000もあり、人身供養を含む儀礼も行われていたと言われています。
楽しい話がないね・・・。
氣分が重くなるので、歴史を振り返るのはここではやめます。笑
ハリケーンシーズンの9月は、天氣が変わりやすく、昼過ぎからどんよりした雨雲がやってきました。
ククルカンの降臨を見るために、集まった人々。
現れる氣配が全くない・・・・・
うっすらと見える氣もするけど・・・
写真で見たのとは違う・・・・
年にたった2回しか出会えないククルカン。せっかく来たけど、そんなうまく行くことばかりじゃないよね!笑
メキシコまで来れたこと、念願のチチェン・イッツァに来れたこと。それだけで最高に幸せだ!!ありがと〜!!と自分を納得させてみた。
ガイドさんも「雨も降ってきたし、今日は無理だね〜。帰ろうか!」と、帰り支度を始めたその時。
降臨! した!!
わかりますか?このうねうねしたライン。
もともとあった蛇の頭に、胴体が見えてきた。
これが、ククルカンの降臨!!
雨雲の隙間から顔を見せた太陽のおかげで、姿を現し直ぐ消えていったククルカン。
歓喜で「ククルカーン!」って叫ぶおじさんや踊り始める集団。
拍手がどこからともなく湧いてきて、みんなが一体となった。
嘘みたいな奇跡!
地球って凄いね!!
こんな蛇の影を見にわざわざメキシコまで・・・暇なの?
ってもちろん自分でも思う。笑
でも、この地球は本当に美しくて、たくさんの奇跡で溢れてる。私はそれを見たい。
何のために生きるのか、自分にとって何が幸せなのか、何に夢中になれるのか、誰といたいのか。
誰かのために生きる人生だけじゃなくて、もっと自分のわがままを追求して良い時代がきていると思う。
3/20 春分の日の11時〜13時の間は、
自分がリラックスできる場所で、ゆっくり瞑想する時間を作ってみてください。
宇宙のエネルギーを受け取り、自分の魂に触れることができる時間。
叶えたい願いを妄想しながら、一緒に瞑想しましょう!
自分の太陽の紋章を出してみよう!>>
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20の太陽の紋章を覚醒させる石>>