外宮・内宮の参拝の後には、とても静かで心ゆったりできる別宮の参拝がおすすめです。
正宮の「わけみや」という意味の別宮は、正宮に次ぐ格式の高いお宮です。
内宮に10ヶ所、外宮に4ヶ所あり、今回は、月讀宮・倭姫宮・伊雑宮を参拝させて頂きました。
順番に紹介します!
【月讀宮】
月讀宮は内宮の近くにあり、天照大御神の弟神。天照大神が太陽神と呼ばれるのに対して、太陽に次ぐ月になぞられています。「月を読む」と記すとおり、月の満ち欠けを教え暦を司る神です。
境内はとても緑豊かで一時暑さを忘れ、涼を感じられる氣持ちの良い場所です。
月読尊の御親神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)も一緒に並んでお祀りされています。天照大神の家族神を祀る神社になります。
【倭姫宮】
倭姫は、第11代垂仁天皇の皇女で天照大神の「御杖代」として諸国を巡り、御神慮によって現在の地に内宮を創建されました。この功績を称え大正12年11月5日に最も新しい別宮として鎮座されました。
この緑豊かな素晴らしい参道には、功績を称えたいと願った人々の想いが感じられます。
生命力溢れた大きな木々達にパワーをもらいました!
【伊雑宮】
天照大神の御霊をお祀りし、「いぞうぐう」とも呼ばれます。古くから「遙宮」(とおのみや)として崇敬され、地元の人々によって、海の幸山の幸の豊穣が祈られてきました。
皇大神宮に御鎮座の後、倭姫命がお供え物を採る御贄地(みにえどころ)を定めるために、志摩国を巡行された後、伊佐波登美命がこの地に神殿を創建し、天照大神の御霊をお祀りしたと言い伝えられています。
どこを撮ってもキラキラ輝いて、とっても氣持ちの良い場所でした。今でも特別な場所なのがわかります。
毎年6月24日に行われる御田植え色は、とても雅な神事で「磯部の御神田」の名で国の重要無形文化財に指定されています。
神宮は、今回参拝した別宮に加え、43の末社、42の所管社があり、全部で125社のお宮から成り立っています。
残り120社・・・。
いつかゆっくり、125社全部回ってみたいと思っています!