スタッフ日記

【那賣佐神社】【須佐神社】【稲佐の浜】神々と出会う出雲の旅・神在月②

◆ 那賣佐神社(なめさじんじゃ)

出雲ロマン街道を走っていくと、道路に面したところに鳥居が見えてきます。那賣佐神社。ここは、須勢理姫命(すせりびめ)ゆかりの神社になります。

長い石段だなぁと思ったら・・・・

まだまだ続く!なんと、230段の石段を登りました!

息を切らして登った先は、とっても静かで氣持ちの良い空間が!

御祭神は、

・葦原醜男命(あしはらしこおのみこと)
・須勢理姫命(すせりひめのみこと)

葦原醜男命とは、若き日に素戔嗚尊(すさのおのみこと)に付けられた大国主大神の別名。

この灯籠に刻まれた、月と太陽と鹿のマーク。これは渡来してきた月族太陽族の印なんだそう。鹿は龍が地上にあがった形。

青銅器の技術をもった月族が住んでいた出雲に、鉄の生成の技術をもった太陽族がやってきて、砂鉄がとれるこの場所を譲ってくれませんか?と。

それが、出雲の国譲りの神話であり、鹿は龍神信仰の印なのだとか・・・。

そんなストーリーがこの灯籠からうかがえるなんて!

初めて触れる出雲の歴史にメロメロ!

◆ 須佐神社(すさじんじゃ)


神社の名の通り、須佐之男命 (すさのおのみこと)が最後に開拓した地として、名前を残した場所です。

須佐之男命を祀る神社が多くある中でも 、唯一御魂を祀る神社だそう。

御祭神は、 
・須佐之男命 (すさのをのみこと)
・稲田比売命 (いなたひめのみこと)

稲田比売命のご両親の
・足摩槌命 (あしなづちのみこと)
・手摩槌命 (てなづちのみこと)

樹齢1300年と推定される大杉がみごとでした!

◆ 稲佐の浜(いなさのはま)

神在月になると、八百万の神々が降り立つ地とされている聖なる浜です。国譲りの舞台となった場所でもあります。

神仏習合の時代には、「弁財天」が祀られていましたが、今は豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)が祀られています。

曇っていることが多いと言われる出雲も、この日は綺麗な夕日を見ることができました!

太古から変わらない、海に沈む美しい夕日を見ていると、夕日に畏敬の念を抱いていた人々の熱い想いがわかるような氣がしました。

砂浜の砂を少し袋に入れ、次回は出雲大社をご案内します!!

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