旧暦10月は、神々が出雲に集まり、人に見えないさまざまなこと、特に人と人のご縁について会議をされると古来より言い伝えられています。
出雲以外には神がいなくなることから、神無月(かんなづき)と呼ばれ、八百万の神々が集まる出雲では神在月(かみありづき)と呼ばれています。
そんな神々が集まり賑やかな出雲に行ってまいりました!
まず初めに訪れたのが、島根半島の西端にある日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)。緑の森の中に鮮やかな社殿が見えます!
参拝前にすること!地元のものを食べてエネルギーを合わせること!!
日御碕神社の目の前にある園田商店さん。店頭でサザエやいかを七輪で焼いてくれます!新鮮で本当に美味しい!!
とっても笑顔が素敵な優しいお父さん。お父さんとお話しできると幸運がやってくるそう!是非寄って行ってください!
伊勢神宮が日の本の昼を守るのに対し、日御碕神社は日の本の夜を守るとの神勅により祀ったのが始まりと言われています。
朱色が鮮やかな社殿は上下2社あり、天照大神と素戔嗚尊の2柱をお参りできる最強の場所です。
▲「日沈宮」天照大神
▲「神の宮」素戔嗚尊
正式参拝での独特な太鼓の響きがとても心地よく、一瞬で出雲の世界に引き込まれました!
宮司さんのお話しでは、この社殿は徳川三代将軍家光公の命により幕府直轄工事として造営され、三百数十年になるそう。
そんな宮司さんは、斎主である天之葺根命(あまのふきねのみこと)の子孫で98代目。とにかく良く分からないぐらい古いんです!と・・・。
歴史の古さに驚愕!!
日御碕神社のすぐそばに、神蹟隠ヶ丘という丘があります。
出雲の国造りを終え大国主命に譲られた素戔嗚尊は、根の国に渡り柏葉を取り「我が神魂はこの柏葉の止まる所に住まう」と投げた葉っぱが止まった場所がこの隠ヶ丘だとされています。
素戔嗚尊の魂が眠る場所です。
緑がいっぱいの少し開けた場所に鳥居がだけがあります。社殿があるわけではなく、この丘全体が神域となっているようでした。
木漏れ日が氣持ち良く、とにかく優しい場所。
安寧天皇13年に勅命によって神殿を現在のところに作り、日御碕神社となったそうです。
ご飯は、是非美味しい海の幸を堪能してください!!
写真は、花房の人気No.1の古事記丼!!海鮮丼にサザエがのってます♪
1日目にして幸せ☆
神在月の旅は、まだまだ続きます!!