美保神社
全国にあるえびす社約三千の総本宮となる美保神社。美保関の海の目の前にあります。
出雲大社と美保神社両方参拝することで、両詣りとなって御利益が倍増すると言われてます。
手前の少し青みがかった石畳は、青色石畳と呼ばれ海から引き上げらた天然石なんだそう!
御祭神は、
・事代主神(ことしろぬしのかみ)
・三穂津姫命(みほつひめのみこと)
三穂津姫命は、大国主命の後の妃となる方で、そこから美保神社と名付けられました。
この御本殿の後ろに生い茂った森があります。ここのエネルギーがとても強く、調子が悪くなる人もいるほどだとか。
万九千神社
全国から集まった八百万の神が最後に立ち寄る宴の場所!そしてこの場所から神様たちが帰っていく場所。
なんと、参拝した日は神様が旅立つ日!
御祭神は、
・櫛御気奴命(くしみけぬのみこと)
・大穴牟遅命(おおなむちのみこと)
・少彦名命(すくなひことみこと)
・八百萬神(やおよろずのかみ)
大穴牟遅命は大国主大神の若い頃の名で、少彦名命は大国主大神と共に国造りをした神様。
まさにこんな感じで神様たちが直会をしてる?「ただいまなおらいチュー」の文字が可愛い。
八百万の神様たちがここで盛り上がっているのが見えるかのような賑わいにワクワク!!
「神様!出雲に来れてめっちゃ嬉しい!幸せ!ありがとう!」
って伝えた瞬間、予約でいっぱいだった正式参拝をしてもらえました!
伝わった!
神々は久々の再会が楽しすぎてなかなか旅立とうとしない。
そこで宮司さんが梅の小枝で幣殿の戸を「お立ち、お立ち、お立〜ち」と3度唱えながら叩き、神々に旅立ち時が近いことをお知らせするのだとか。
神様も帰りたくなくなっちゃうほど楽しい直会。
この岩から旅立つのだそう。
こちらは、神在月期間限定の神在みくじ。
御神前で御祈念と神占をしていただき、吉兆諸願成就を授かるもの!
名前と住所を書き提出すると、数日後自宅に神占の結果が届きます。
嬉しすぎる!
六所神社
古代律令制のころ出雲国庁があった場所にあり、出雲国内を統べる神社だったそう。
御祭神は、
・伊弊諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
・天照大神(あまてらすおおみかみ)
・月夜見尊(つきよみのみこと)
・素盞鳴尊(すさのおのみこと)
・大己貴尊(おおなむちのみこと)
大己貴尊は大国主大神の別名と言われており、なんとも勢揃いな場所です。
神社裏の国庁後には、野原に柱の跡だけ残ってます。
古代出雲中心として栄えた場所であり、ここで国造りをしていた人々がいた。今でもその人たちが歩いている風景が想像できるような、そんな不思議な感覚を味わえる場所でした。
神々と出会う出雲の旅。壮大なロマンの旅はここで終わりです。
夢を見てたような、魂の故郷に帰れた懐かしさと嬉しさと切なさが混じり合った、言葉に表せない氣持ち。
必ず帰ってきたい。
ただただ、幸せな出雲旅でした。
終わり。